【スターバタフライ考察】ヤダモンとスターバタフライの共通点【ネタバレ注意】
スターバタフライ初心者の困惑 の記事を書いてから2ヶ月。
現在#43までは追うことが出来ました。わーいぱちぱち。
初期の頃からすると、本当に考えもつかないドロドロ展開や熱い展開も多くなってきた。目が離せない…。
そんなスタバちゃんを見てて思ったこといっぱいあるわけなんだけど、この記事では特にひとつ絞って話したい。
それはNHKの「ヤダモン」との共通点が非常に多いということ。
先に言っておくけど、これは別にスタバちゃんがヤダモンのパクリだ!とか批難するつもりじゃないからね!
そもそも、スタバちゃんの監督のダロンネフシーは、放送開始前から色んな魔法少女アニメにインスピレーションを受けていると明言している。その代表例として、セーラームーンやカードキャプターさくらがあがっている。
(スターちゃんのステッキのデザインはCCさくらのオマージュだといわれている)
それに加えて、ヤダモンの影響もあるんではないか?という考察として、この記事を読んでほしい。まあ、ヤダモンは北米で展開していたかは定かじゃないんだけどね。
共通点1
マルコとジャンのキャラクター性。
知らない人がほとんどだと思われるのでヤダモンのジャン君がどんなキャラクターか紹介しよう。
・準主人公
・おとなしくて気弱な性格。
・茶髪
・周りから見るとバレバレだけど憧れの幼馴染に片思いしている。
・魔女の国を追放された破天荒なプリンセスと同居することになる。
などなどかなりジャンとマルコには共通点が多い。
ただ、ヤダモンとジャンはあくまで兄妹関係に近いまま終わるんだけどね。
共通点2
魔法少女をパロディしている。
ヤダモンという作品はあえて魔法少女の王道を外れている。例えば、魔法少女ものの作品というと「魔法少女は周りに正体を隠し、日常生活に溶け込む」というものがある。それに対して、ヤダモンは「自らを魔法少女だと打ち明けているが周りは信じてくれない」という設定になっている。
これは明らかに魔法少女の王道をパロディしているものになっている。「魔法少女であることを隠さずに学園生活を送る」というスターの設定も非常に近いものとなっている。
とはいっても、カートゥーンでは、キムポシッブルやベン10、パワパフなど「ヒーローであること大っぴらにして生活を送る」という「ヒーローのお約束」を打ち破る作品は多い。スタバちゃんの型破りなシチュエーションはここから来ているのが大きいのかもしれないね。
共通点3
ヒロインの母親の立ち位置とストーリー展開
スターのママ、ムーンバタフライ。シーズン2以降、彼女の過去が大きくクローズアップされた。
彼女は、強力な魔力を秘めた魔法の国の女王。過去には、友(イクリプサ)として一度は受け入れた存在を封印していた。そして現在、蘇ったその友は、自分の娘を欺むくために近づく・・・。
これもヤダモンの母である女王と本作のラスボスである「キラ」、そしてヤダモンらの関係と非常に近い。
(かつての女王の友キラはヤダモンに近づく)
キラは、シーズン2になると目覚めるんだけど、そこから、ストーリーも全体的に血生臭くてシリアスなものへと変わっていく。ドタバタ日常から戦い・争いへと一気に変貌するストーリーの運び方もヤダモンとスタバの大きな共通点だろう。
共通点4
蝶(バタフライ)がモチーフになっている。
これが最大のポイントかな。
最初は「なんでこの娘、スター”バタフライ”っていうの?蝶要素ある?」なーんて思ったけど、スターちゃんは覚醒すると蝶のようになる(S3E4、S1E6aなど)。
これを見た瞬間、私はすごいデジャビュに襲われた。
ヤダモンも魔法を使おうとすると髪型が蝶のようになるのだ。
完 全 に 一 致
・・・言い過ぎ?いやでもすごく似てないですか!?プリキュア5?知らんな。
というわけで、長くなりましたが、スタバちゃんを見ていて感じたヤダモンとの共通点をまとめてみました。
ダロンネフシー監督の実際のコメントがないと、これがただの偶然なのかリスペクトなのかはわからないけど、この記事読んでヤダモンに興味が出た!という人は、DVDレンタルしてみてね。
あと、共通点3ですこしだけ触れたストーリー展開の方はネタバレを多く含み兼ねないので省略しましたが、実際にもうちょっとだけ似てる部分があったりします。
それでは長文を読んでいただきありがとうございました。